こんにちは、今日はmacOS環境にパッケージマネージャーのHomebrewを用いて、pythonのバージョン管理ツールであるpyenvをインストールする方法についてまとめていきます。
目次
確認環境
macOS Mojave バージョン 10.14.6
Homebrew 2.4.0
pyenv 1.2.18
Homebrewのインストール
未インストールの場合はHomebrewのインストールを行います。
インストールされているか確認
以下のコマンドを実行してHomebrewのバージョン情報が出力された場合はインストール済みです。
$ brew --version
インストール方法
公式サイトのインストールに記載されている以下のスクリプトをターミナル上で実行します。
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
pyenvのインストール
macOSでHomebrewを使用してインストールする際の手順は以下に記載されています。
https://github.com/pyenv/pyenv#homebrew-on-macos
手順1の通り以下のコマンドをそれぞれ実行します。
$ brew update
$ brew install pyenv
手順2に記載の通り、以下のGitHubからチェックアウトする場合のインストール手順の3から作業を進めます。
https://github.com/pyenv/pyenv#basic-github-checkout
以下のコマンドを実行で.bash_profileに設定を追記します。
$ echo -e 'if command -v pyenv 1>/dev/null 2>&1; then\n eval "$(pyenv init -)"\nfi' >> ~/.bash_profile
コマンドを実行すると~/.bash_profileの末尾に以下が追加されています。
if command -v pyenv 1>/dev/null 2>&1; then
eval "$(pyenv init -)"
fi
~/.bash_profileに追記した設定を反映するため、シェルの再起動または設定ファイルの再読み込みを行います。
$ exec "$SHELL"
または
$ exec "$SHELL" -l
または
$ source ~/.bash_profile
Suggested build environmentに書いてある通り
https://github.com/pyenv/pyenv/wiki#suggested-build-environment
Xcode Command Line Toolsとbrewで必要なツールのインストールを行います。
$ xcode-select --install
$ brew install openssl readline sqlite3 xz zlib
インストール可能なバージョン一覧
$ pyenv install --list
pythonのインストール
$ pyenv install 2.7.8
$ pyenv install 3.8.2
$(pyenv root)/versions以下にインストールされます
pythonの設定
使用するpythonの設定方法は以下の通りです。
ローカル
$ pyenv local 3.8.2
グローバル
$ pyenv global 3.8.2
コマンドリファレンス
以下のページに使用できるコマンドの一覧があります。