このプラグインを導入すると、イベントコマンドの移動ルートの設定のスクリプトでキャラクターの浮遊状態を切り替えることができるようになります。
浮遊状態のときはキャラクターが指定ピクセル分浮いた状態になり、ダメージ床の効果を受けない、指定地形タグやリージョンを通行可能になる等の効果があります。
このプラグインはトリアコンタン様が制作されたものです。
Table of Contents
確認環境
- RPGツクールMV Version 1.6.3
- FloatingCharacter Version 1.5.1(2020/03/24)
ダウンロード
以下がプラグイン本体へのリンクです。
右クリックして名前を付けてリンク先を保存等からダウンロードし、プロジェクトに配置します。
https://raw.githubusercontent.com/triacontane/RPGMakerMV/master/FloatingCharacter.js
または、以下のGoogleスプレッドシートにあるキャラクターの浮遊プラグインのダウンロードリンクからダウンロードします。
使い方
浮遊状態の変更
いずれもイベントコマンドの移動ルートの設定のスクリプトで行います。
スクリプト | 説明 |
this.float([ウェイトフラグ], [高度(省略時はタイルサイズの半分)]); 使用例 this.float(true, 24); | キャラクターを浮遊させる。 ウェイトフラグにはこの命令実行中にウェイトして、次の命令に移らないようにするかどうかを、true / falseで指定します。 高度には浮遊させるピクセル数を指定します。 省略時はタイルサイズの半分になります。 |
this.landing([ウェイトフラグ]); 使用例 this.landing(true); | キャラクターを着地させる。 |
this.landingIfOk([ウェイトフラグ]); 使用例 this.landingIfOk(true); | 着地可能な地形の場合、キャラクターを着地させる。 |
this.setFloatSpeed([スピード]); 使用例 this.setFloatSpeed(2); | 浮遊する速度の指定。 通所の速度は1で、大きい値を指定するほど速度が速くなります。 |
浮遊状態かどうかを判定する
this.isFloating([キャラクターID]);
イベントコマンドの条件分岐のスクリプトでthis.isFloatingを呼び出すと、引数に渡したIDのキャラクターが浮遊状態かどうかで分岐をすることができます。
キャラクターIDは-1でプレイヤー、0で実行中のイベント、1以上でイベントのIDが対象になります。
初期状態で浮遊させる
<FCAltitude:24>
または
<FC高度:24>
イベントのメモ欄に上記の記述をすると、指定した数値の高度で浮遊した状態で出現します。
浮遊時に影を非表示にする
<FCNoShadow>
または
<FC影なし>
イベントのメモ欄に上記の記述をすると、 浮遊時に影が表示されなくなります。
ライセンス
MIT
Googleスプレッドシートの概要シートにライセンスについて記載があります。