こんにちは、今日はMacにRubyのバージョン管理ツールrbenvをインストールする方法についてまとめていきます。
目次
確認環境
- macOS Mojave 10.14.6
- rbenv 1.1.2
rbenvのインストール
以下のコマンドにてHomebrewでrbenvのインストールを行います。
$ brew install rbenv
以下のコマンドでフォーミュラの情報が確認できます。
$ brew info rbenv
Rubyのインストール
以下のコマンドでインストール可能な最新安定版リリースのRubyバージョンの一覧が確認できます。
オプションのlを大文字のLにすると全てのインストール可能なRubyバージョンが表示されます。
$ rbenv install -l
Rubyのインストールは以下のコマンドで行います。
この例ではRuby2.5.1をインストールします。
$ rbenv install 2.5.1
Rubyバージョンの切り替え
インストール済みのRubyから使用するバージョンを切り替えるには以下のようにrbenv localまたはrbenv globalコマンドを使用します。
システム全体で使用するRubyバージョンを切り替える
$ rbenv global 2.5.1
プロジェクトで使用するRubyバージョンを切り替える
$ rbenv local 2.5.1
rbenvの初期化
以下のコマンドでrbenvのシェル環境を構成します。
これによりrbenvで設定したRubyバージョンが使用されるようになります。
$ rbenv init
こちらのコマンドはシェル起動毎に実行が必要なため、.bash_profileに追記します。
以下のコマンドで.bash_profile末尾に追記
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
またはファイルを編集して.bash_profileに以下の行を追記します。
eval "$(rbenv init -)"
Rubyバージョンが切り替わっているか確認
ここまでの手順を実行するとrubyコマンドで実行されるバージョンが指定のものになっています。
以下のコマンドで設定したバージョンが実行されているか確認します。
$ ruby -v