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RPGツクールMV スクリプト

RPGツクールMVでエンカウント禁止の変更をスクリプトから行う

投稿日:2021年3月31日 更新日:

イベントコマンドの1ページ目、アクター > エンカウント禁止の変更と同様の操作を、
イベントコマンドの3ページ目、上級 > スクリプトから行う方法です。

スクリプトコード

変数$gameSystemにはGame_Systemクラスのインスタンスが格納されており、エンカウントの許可、禁止いずれもGame_Systemクラスの関数を呼び出すことで変更できます。

Game_Systemクラスはjs\rpg_objects.jsの63行目あたりに定義されています。

許可

以下のスクリプトでエンカウントの許可が行えます。
enableEncounter関数はjs\rpg_objects.jsの149行目に定義されています。

$gameSystem.enableEncounter();

禁止

以下のスクリプトでエンカウントの禁止が行えます。
disableEncounter関数はjs\rpg_objects.jsの145行目に定義されています。

$gameSystem.disableEncounter();

イベントコマンドの内容

イベントコマンドのメニュー禁止の変更を追加した場合、内部的には以下のようなデータが挿入されており、
js\rpg_objects.jsの9657行目に定義されているcommand135関数が呼び出され、引数にparametersの値が渡されています。

{"code":136,"indent":0,"parameters":[0]}

parametersの値の内容は以下の通りです。

インデックス内容
[0]メニューを許可するか
0 : 禁止
1 : 許可

-RPGツクールMV, スクリプト


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