3テラバイト

プログラム関連備忘録サイト。主にゲーム。

Unix

ファイルをコピーするUnix系コマンドcpの使い方

投稿日:

こんにちは、今日はUnix系OSでファイルのコピーを行うことができるコマンドcpの使い方についてまとめていきます。

使い方

cpコマンドは第一引数にコピー元のファイルを、第二引数にコピー先のファイルを指定します。

以下の例では既存のfile1というファイルがコピーされ、file2というファイルが生成されます。

$ cp file1 file2

または以下の様にコピー先にディレクトリを指定することもできます。

この場合はコピー先のファイル名まで指定しなかった場合は元ファイル名がそのままのファイル名で、ファイル名を指定した場合はそのファイル名で指定したディレクトリにコピーされます。

$ cp file dir/

オプション

BSD版

オプション説明
-a-pPRオプションと同様です。
-fコピー先に同名のファイルがあった場合、確認せずに上書きします。
-H-Rオプションが指定されている場合に、シンボリックリンクを追跡します。
-iコピー先に同名のファイルが存在していた場合に、上書きして良いかの確認を求めます。
-L-Rオプションが指定されている場合に、全てのシンボリックリンクを辿ります。
-n既存のファイルを上書きしません。
-P-Rオプションが指定されている場合に、シンボリックリンクを解決しません。
-p元ファイルの変更時刻、アクセス時刻、ファイルフラグ、ファイルモード、ユーザーID、グループID等を保持する等に指示します。
-Rコピー元がディレクトリの場合に、ディレクトリ以下のファイルも再帰的にコピーします。
-vコピー時にファイルを表示します。
-X
-cclonefileを使用してファイルをコピーします。

-Unix


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

コマンドの情報を表示するUNIX系コマンドtypeの使い方

こんにちは、今日はUNIX系OSでコマンドのエイリアス、ビルトインコマンド、シェル関数等のタイプを確認できるtypeコマンドの使い方についてまとめていきます。 typeコマンドの使い方 以下のようにコ …

no image

ビルトインコマンドを実行するコマンドbuiltinの使い方

こんにちは、今日はエイリアスが設定されているものでもビルトインのコマンドを実行することができるコマンドbuiltinの使い方についてまとめていきます。 確認環境 bash 使い方 biltinコマンド …

no image

コマンド実行時に一時的に環境変数を変更できるUNIX系コマンドenvの使い方

こんにちは、今日はUNIX系OSでコマンド実行時に一時的に環境変数を変更することができるコマンドのenvの使い方についてまとめていきます。 envコマンドの使い方 以下のようにenv コマンドの後に環 …

no image

カレンダーを表示するUnix系コマンドcalの使い方

こんにちは、今日はカレンダーを表示することができるUnix系コマンド、calの使い方についてまとめていきます。 使い方 以下のように引数なしで実行すると、現在の月のカレンダーが表示されます。 $ ca …

no image

環境変数の一覧を表示するUNIX系コマンドprintenvの使い方

こんにちは、今日はUNIX系OSで環境変数の一覧を表示することができるコマンドのprintenvの使い方についてまとめていきます。 printenvコマンドの使い方 全ての環境変数を表示する場合は引数 …