RPGツクールMVで天候の設定をスクリプトから行う方法についてまとめていきます。
イベントコマンドの2ページ目、画面 > 天候の設定…と同様の操作を、
イベントコマンドの3ページ目、上級 > スクリプトから行う方法です。
スクリプトコード
以下のように$gameScreen.changeWeather関数を呼び出すことで、スクリプトから天候の設定を行うことができます。
第一引数に天候の種類、第二引数に強さ、第三引数に時間を指定します。
$gameScreen.changeWeather("rain", 5, 60);
$gameScreenにはGame_Screenクラスのインスタンスが格納されており、Game_Screenクラスはjs\rpg_objects.jsの611行目あたりに定義されています。
changeWeather関数は同じくjs\rpg_objects.jsの786行目に定義されています。
天候のタイプには以下の値が指定可能です。
設定値 | 種類 |
none | なし |
rain | 雨 |
storm | 嵐 |
snow | 雪 |
イベントコマンドの内容
イベントコマンドの天候の設定を追加した場合、内部的には以下のようなデータが挿入されており、
js\rpg_objects.jsの9967行目に定義されているcommand236関数が呼び出され、引数にparametersの値が渡されています。
{"code":236,"indent":0,"parameters":["rain",5,60,true]}