3テラバイト

プログラム関連備忘録サイト。主にゲーム。

RPGツクールMV スクリプト

RPGツクールMV – スクリプトからラベルジャンプを行う

投稿日:2020年5月6日 更新日:

こんにちは、今日はRPGツクールMVでスクリプトからラベルジャンプを行う方法についてまとめていきます。

確認環境

RPGツクールMV Version 1.6.2

ラベルジャンプするコード

ラベルジャンプは以下のコードで行います。
変数labelにジャンプしたいラベルを代入するとそのラベルまでジャンプします。
ラベルについてはイベントコマンドから設定しておきます。

var labelName = “ラベル名”;
for (var i = 0; i < this._list.length; i++) {
  var command = this._list[i];
  if (command.code === 118 && command.parameters[0] === labelName) {
    this.jumpTo(i);
    return;
  }
}
こちらの画像のイベント例では、最初のスクリプトで”ラベル2”にジャンプするため、「ラベル2にジャンプしました。」のメッセージが表示されます。

コードの内容

js/rpg_objects.js 9387行目あたりに定義されているcommand119がイベントコマンドのラベルジャンプが実行される場合のコードになっており、上記のコードはそちらと同様となっています。

this._listにはそのイベントのコマンドリストが格納されており、その内容から指定のラベルを探していきます。
this._listの各要素のcodeにコマンドの番号が格納されているためラベルのイベントコマンドの番号である118か確認、parameters[0]にその内容が格納されているためジャンプしたいラベル名と一致するか確認し、this.jumpTo(i)で指定の行数にジャンプしています。

まとめ

RPGツクールMVでスクリプトからラベルジャンプを行う方法についてまとめました。

他のイベントコマンドも同様にcommandXXXのような関数で定義されており、関数の処理内容を確認することでイベントコマンドのスクリプトから他のイベントコマンドと同様の処理が行えるようになりますので、確認してみてください。

-RPGツクールMV, スクリプト


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

関連記事

no image

RPGツクールMVで変数に小数を格納できるようにするプラグインFloatVariablesの使い方

確認環境 RPGツクールMV Version 1.6.3FloatVariables Version1.1.0(2017/09/15) ダウンロード 以下がプラグイン本体へのリンクです。右クリックして …

no image

RPGツクールMVでステートの変更をスクリプトから行う

RPGツクールMVでステートの変更をスクリプトから行う方法についてまとめていきます。 イベントコマンドの1ページ目、アクター > ステートの変更…と同様の操作を、イベントコマンドの3ページ目、上級 > …

no image

RPGツクールMV – スクリプトで”文章の表示”を行う方法

こんにちは、今日はRPGツクールMVでイベントコマンドの”スクリプト”から、同じくイベントコマンドの”文章の表示”の処理を行う方法についてまとめていきます。 確認環境 RPGツクールMV Versio …

no image

RPGツクールMVで一定歩数ごとにイベントを実行する方法

こんにちは、今日はRPGツクールMVで一定歩数ごとにイベントを実行する方法についてまとめていきます。 確認環境 RPGツクールMV Version 1.6.2 実装方法 この記事では並列処理のイベント …

no image

RPGツクールMVでアイテムごとに所持上限を設定できるプラグインTMMaxItemsの使い方

このプラグインを導入すると、通常全アイテム99個までとなっている所持上限を、メモ欄の設定でアイテムごとに所持上限を設定可能になります。 このプラグインはtomoaky様が制作されたものです。 確認環境 …