こんにちは、今日はRPGツクールMVでイベントコマンドの”スクリプト”から、同じくイベントコマンドの”文章の表示”の処理を行う方法についてまとめていきます。
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確認環境
RPGツクールMV Version 1.6.2
文章の表示を行うコード
以下のコードにてスクリプトで文章の表示が行えます。
$gameMessage.add("スクリプトで文章の表示");
this.setWaitMode('message');
1行目
$gameMessage.add("スクリプトで文章の表示");
で文章の設定を行います。
ダブルクォーテーションの中の文字列を表示したい文字列に変更します。
2行目
this.setWaitMode('message');
で処理を一時停止します。
複数行の文章の表示
文章を複数行表示したい場合は、以下の2通りの方法があります。
いずれもメッセージウィンドウに表示できる行数に達するとそこで一旦待ち状態になります。
改行コード「\n」を用いて改行する
$gameMessage.add("スクリプトで文章の表示\n2行目\n3行目\n4行目\n5行目");
this.setWaitMode('message');
複数回$gameMessage.add()関数を呼び出す
$gameMessage.add("スクリプトで文章の表示");
$gameMessage.add("2行目");
$gameMessage.add("3行目");
$gameMessage.add("4行目");
$gameMessage.add("5行目");
this.setWaitMode('message');
顔アイコンを表示する
メッセージウィンドウに顔アイコンも表示したい場合は以下のように$gameMessage.setFaceImage()関数で顔アイコンの設定を行います。
第一引数にプロジェクトのimg/faces以下に格納されている顔アイコン用画像名から拡張子を除いたもの、第二引数にその画像内の何番目のアイコンを使用するか指定します。
この例ではActor1の0番目(左上)の画像を表示しています。
$gameMessage.add("スクリプトで文章の表示");
$gameMessage.setFaceImage("Actor1", 0);
this.setWaitMode('message');