こんにちは、今日はRPGツクールMVのアクター情報をスクリプトから参照or変更する方法についてまとめていきます。
プロジェクトのjs/rpg_objects.js 3387行目からGame_Actorのメソッドの定義がされています。
目次
名前
参照
$gameActors.actor(アクターID).name()
指定したアクターIDのアクターの名前を取得します。
変更
$gameActors.actor(アクター番号).setName("名前")
指定したアクターIDのアクターの名前を指定した名前に変更します。
二つ名
参照
$gameActors.actor(アクター番号).nickname()
指定したアクターIDのアクターの二つ名を取得します。
変更
$gameActors.actor(アクター番号).setNickname(“二つ名”)
指定したアクターIDのアクターの二つ名を指定した二つ名に変更します。
プロフィール
参照
$gameActors.actor(アクター番号).nickname()
指定したアクターIDのアクターのプロフィールを取得します。
変更
$gameActors.actor(アクター番号).setProfile(“プロフィール名”)
指定したアクターIDのアクターのプロフィールを指定したプロフィールに変更します。
能力値
参照
$gameActors.actor(アクターID).param(能力値ID)
指定したアクターIDのアクターの指定した能力値IDの能力値を取得します。
能力値番号と能力値の対応は以下の通りです。
最大HP | 0 |
最大MP | 1 |
攻撃力 | 2 |
防御力 | 3 |
魔法力 | 4 |
魔法防御 | 5 |
敏捷性 | 6 |
運 | 7 |
増減
$gameActors.actor(アクターID).addParam(能力値ID, 加算値);
指定したアクターIDのアクターの指定した能力値IDの能力値に指定した加算値分加算します。
加算値にはマイナスの値も指定できるため、マイナスの値を指定すれば減算も可能です。
イベントコマンドの能力値の増減にあたるものです。
HP
参照
$gameActors.actor(アクターID).hp
アクターのHPを取得します。
変更
$gameActors.actor(アクターID).setHp(変更後の値)
アクターのHPを指定の値に変更します。
増減
$gameActors.actor(アクターID).gainHp(加算値)
アクターのHPに指定の値を加算します。
マイナスの値も指定できるため、マイナスの値を指定で減算も可能です。
this.changeHp($gameActors.actor(アクターID), 加算値, 戦闘不能を許可するか)
アクターのHPに指定の値を加算します。
マイナスの値も指定できるため、マイナスの値を指定で減算も可能です。
第3引数には戦闘不能を許可するかをtrueかfalseで指定します。
falseの許可しないを指定した場合は、残りHPがマイナスになるような値を設定してもHPが1残ります。
MP
参照
$gameActors.actor(アクターID).mp
アクターのMPを取得します。
変更
$gameActors.actor(アクターID).setMp(変更後の値)
アクターのMPを指定の値に変更します。
増減
$gameActors.actor(アクターID).gainMp(加算値)
アクターのMPに指定の値を加算します。
マイナスの値も指定できるため、マイナスの値を指定で減算も可能です。
TP
参照
$gameActors.actor(アクターID).tp
アクターのTPを取得します。
設定
$gameActors.actor(アクターID).setTp(変更後の値)
アクターのTPを指定の値に変更します。
増減
$gameActors.actor(アクターID).gainTp(加算値)
アクターのTPに指定の値を加算します。
マイナスの値も指定できるため、マイナスの値を指定で減算も可能です。