3テラバイト

プログラム関連備忘録サイト。主にゲーム。

Unix

コマンドの実行履歴を確認できるhistoryコマンドの使い方

投稿日:

こんにちは、今日はUNIXのOSで実行したコマンドの履歴を確認することができるhistoryコマンドの使い方についてまとめていきます。

コマンドの実行履歴を表示

引数なしでhistoryコマンドを実行すると、コマンドの実行履歴が表示されます。

$ history

表示件数を指定する

以下のように引数に数値を渡すと、その件数分履歴を表示します。

$ history 10

この例では10件分コマンド履歴を表示します。

履歴を全て消去する

以下のオプションでは履歴を全て消去することができます。

$ history -c

指定番号の履歴を消去する

以下のオプションでは履歴に付与されている番号を指定すると、その番号の履歴のみ消去することができます。

$ history -d 100

現在の履歴を履歴ファイルに書き出す or 履歴ファイルから読み込む

現在の履歴をファイルに書き出し、読み込むことで、履歴を他の環境等で再利用したり、必要なコマンド履歴を保存しておくことができます。

以下の例ではそれぞれhistory_fileというファイルに書き出し、history_fileというファイルから読み込みを行なっています。

現在の履歴を書き出す

$ history -w history_file

履歴を読み込む

$ history -r history_file

-Unix


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

関連記事

no image

vimコマンドでファイル差分を確認する方法

こんにちは、今日はvimコマンドでファイル差分を確認する方法についてまとめていきます。 確認環境 VIM – Vi IMproved 8.0 差分表示 vimエディタで差分を確認するにはdiffspl …

no image

時刻の表示と設定を行うUNIX系コマンドdateの使い方

こんにちは、今日はUnix系OSで時刻の表示と設定を行うことができるコマンドのdateの使い方についてまとめていきます。 使い方 引数なしでコマンドを実行すると現在の日付と時刻を表示します。 $ da …

no image

MacOSXでCPU温度やファン回転数をコマンドラインから取得するコマンドiStatsの使い方

こんにちは、今日はMacOSXでCPU温度やファン回転数を取得することができるコマンドiStatsの使い方についてまとめていきます。 iStatsはRubyで書かれたツールでRubyGemsを用いてイ …

no image

ログイン中のユーザ一覧を表示するUnix系コマンドwの使い方

こんにちは、今日はUnix系OSでログイン中のユーザの一覧とそのユーザが実行中のプロセスを表示することができるコマンドwの使い方についてまとめていきます。 使い方 引数なしで実行すると各ユーザの情報が …

no image

プロセス一覧を表示し自動で更新とソートも行うUnix系コマンドtopの使い方

こんにちは、今日はプロセス一覧を表示し、自動で更新とソートも行うことができるUnix系コマンドtopの使い方についてまとめていきます。 確認環境 macOS Mojave 10.14.6 使い方 引数 …