こんにちは、今日はUNIXのOSで実行したコマンドの履歴を確認することができるhistoryコマンドの使い方についてまとめていきます。
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コマンドの実行履歴を表示
引数なしでhistoryコマンドを実行すると、コマンドの実行履歴が表示されます。
$ history
表示件数を指定する
以下のように引数に数値を渡すと、その件数分履歴を表示します。
$ history 10
この例では10件分コマンド履歴を表示します。
履歴を全て消去する
以下のオプションでは履歴を全て消去することができます。
$ history -c
指定番号の履歴を消去する
以下のオプションでは履歴に付与されている番号を指定すると、その番号の履歴のみ消去することができます。
$ history -d 100
現在の履歴を履歴ファイルに書き出す or 履歴ファイルから読み込む
現在の履歴をファイルに書き出し、読み込むことで、履歴を他の環境等で再利用したり、必要なコマンド履歴を保存しておくことができます。
以下の例ではそれぞれhistory_fileというファイルに書き出し、history_fileというファイルから読み込みを行なっています。
現在の履歴を書き出す
$ history -w history_file
履歴を読み込む
$ history -r history_file