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RPGツクールMV スクリプト

RPGツクールMVで敗北MEの変更をスクリプトから行う

投稿日:2021年3月30日 更新日:

イベントコマンドの1ページ目、アクター > 敗北MEの変更と同様の操作を、
イベントコマンドの3ページ目、上級 > スクリプトから行う方法です。

スクリプトコード

変数$gameSystemにはGame_Systemクラスのインスタンスが格納されており、そのクラスのsetDefeatMe関数を呼び出すことで敗北MEの変更を行います。
Game_Systemクラスはjs\rpg_objects.jsの63行目あたりに定義されています。

setDefeatMe関数の引数に渡すオブジェクトの、nameには再生するBGM名、volumeには音量、pitchにはピッチ、panには位相を指定します。

$gameSystem.setDefeatMe({"name":"Defeat1","volume":90,"pitch":100,"pan":0});

イベントコマンドの内容

イベントコマンドの敗北MEの変更を追加した場合、内部的には以下のようなデータが挿入されており、
js\rpg_objects.jsの9694行目に定義されているcommand139関数が呼び出され、引数にparametersの値が渡されています。

{"code":139,"indent":0,"parameters":[{"name":"Defeat1","volume":90,"pitch":100,"pan":0}]}

parametersの値の内容は以下の通りです。

インデックス内容
[0]name : ME名
volume : 音量
pitch : ピッチ
pan : 位相

-RPGツクールMV, スクリプト


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