こんにちは、今日はUnityで実行環境のOSやCPU、メモリ等のシステム情報、ハードウェア情報を取得する方法についてまとめていきます。
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確認環境
Unity 2018.4.15f1
システム情報とハードウェア情報へのアクセス方法
UnityEngine.SystemInfoクラスでシステム情報とハードウェア情報へのアクセスが可能です。
以下に情報の種類ごとに取得可能な情報の一部についてまとめます。
いずれもStatic 変数です。
デバイス情報
変数名 | 説明 |
deviceModel | デバイスのモデル(読み取り専用) |
deviceName | デバイス名(読み取り専用) |
deviceType | デバイスのタイプを返します(読み取り専用) |
deviceUniqueIdentifier | 一意のデバイス識別子。 プラットフォームごとに返される値についての説明は以下 https://docs.unity3d.com/ja/2018.4/ScriptReference/SystemInfo-deviceUniqueIdentifier.html |
OS情報
変数名 | 説明 |
operatingSystem | OS 名とバージョン(読み取り専用) |
operatingSystemFamily | OS ファミリ |
プロセッサー情報
変数名 | 説明 |
processorType | プロセッサー名(読み取り専用) |
processorFrequency | MHz単位のプロセッサー周波数(読み取り専用) |
processorCount | 現在のプロセッサーの数(読み取り専用) |
メモリ情報
変数名 | 説明 |
systemMemorySize | システムメモリの量(読み取り専用) |
グラフィックデバイス情報
変数名 | 説明 |
graphicsDeviceID | グラフィックデバイスの識別コード(読み取り専用) |
graphicsDeviceName | グラフィックデバイス名(読み取り専用) |
graphicsDeviceType | グラフィックデバイスがサポートしている、グラフィックス API タイプ(読み取り専用) |
graphicsDeviceVendor | グラフィックデバイスのベンダー(読み取り専用) |
graphicsDeviceVendorID | グラフィックデバイスのベンダーの識別コード(読み取り専用) |
graphicsDeviceVersion | グラフィックデバイスがサポートしている、グラフィックス API タイプとドライバーのバージョン(読み取り専用) |
graphicsMemorySize | ビデオメモリの量(読み取り専用) |
graphicsMultiThreaded | グラフィックデバイスがマルチスレッドレンダリングを行うかどうか(読み取り専用) |
graphicsShaderLevel | グラフィックデバイスのシェーダーの性能レベル(読み取り専用) |
バッテリー情報
変数名 | 説明 |
batteryLevel | バッテリー残量(0〜1) |
batteryStatus | バッテリーの状態 Unknown : 検出不能 Charging : 充電中 Discharging : 非充電中 NotCharging : プラグが接続されているが充電されていない Full : 充電完了 |
デバイス機能が使用できるか
変数名 | 説明 |
supportsAccelerometer | 加速度センサーを利用できるかどうか |
supportsGyroscope | ジャイロスコープが利用できるかどうか |
supportsLocationService | ロケーションサービス( GPS )が利用できるかどうか |
supportsVibration | 振動機能が利用できるか |
リンク
その他の情報についても取得可能なものがあります。
SystemInfoクラスについての公式マニュアルに取得可能な情報の一覧が記載されています。
https://docs.unity3d.com/ja/current/ScriptReference/SystemInfo.html