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RPGツクールMV – マネージャークラスまとめ

投稿日:2020年5月14日 更新日:

こんにちは、今日はRPGツクールMVで様々な管理を行うマネージャークラスについてまとめていきます。

マネージャークラスはjs/rpg_managers.jsに定義されており、それぞれゲーム内で必要な様々な管理を行っています。

確認環境

RPGツクールMV Version 1.6.2

マネージャークラス一覧

以下がそれぞれ様々な管理を行うマネージャークラスの一覧です。

クラス名説明
DataManagerデータベースの値の管理を行います。
スクリプトからアクターの情報を取得する際に参照するグローバル変数「$dataActors」等に読み込んだ値を設定するのもこのクラスです。
「$dataActors」等はグローバル変数ですが、DataManagerクラスの定義部分に宣言が記述されています。
ConfigManagerオプションから設定する項目の管理を行います。
StorageManagerゲームデータのセーブの管理を行います。
ImageManager画像の管理を行います。
AudioManagerオーディオの管理を行います。
SoundManagerシステムSEの管理を行います。
TextManagerデータベースから設定したテキストの管理を行います。
SceneManagerゲームシーンの管理を行います。
スクリプトからシーン遷移するSceneManager.pushやSceneManager.gotoが定義されています。
BattleManager戦闘画面の管理を行います。
PluginManagerプラグインの管理を行います。

全て静的なクラス

以下はDataManagerクラスに定義されているものですが、他のクラスでも同様にコンストラクタで同じコードが記述されています。

function DataManager() {
    throw new Error('This is a static class');
}

以下のようにクラスのインスタンスを生成するとエラーを発生するようにしています。
これは管理するクラスはそれぞれの役割ごとに単一であるため、複数のマネージャーが存在できないような処置となっています。

var dataManager = new DataManager();

-RPGツクールMV


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