こんにちは、今日はUNIX系OSでコマンド実行時に一時的に環境変数を変更することができるコマンドのenvの使い方についてまとめていきます。
envコマンドの使い方
以下のようにenv コマンドの後に環境変数に値を設定、その後に実行したいコマンドを記述することで、一時的に指定した環境変数の値が書き換わった状態でコマンドを実行することができます。
$ env LANG=ja_JP.UTF-8 date
dateコマンドは引数なしで実行すると現在時刻を表示するコマンドですが、言語設定により表示内容が異なります。
この例では言語が日本語以外に設定されていた場合、dateコマンドのみを実行した場合その言語で表示されるのに対し、日本語の表示になります。
引数なしで実行
envコマンドは引数なしで実行することもできます。
$ env
その場合は設定されている環境変数の一覧が表示されます。
同様の動作をするコマンドにprintenvコマンドがあります。